良かったね、第2回目があったよ。
最近の私、『Deadlock』ってゲームにめちゃくちゃ注目しています。
https://store.steampowered.com/app/1422450/Deadlock/
ストアページ見ても『どこに遊べる要素があるんじゃ、幻覚でもみてんのか?』ってなると思いますが。
実は、Valveの新作タイトルでクローズドのプレイテスト真っ最中。
つまり、一般にはまだ提供されてないタイトルだったりします。
ちなみに既プレイヤーからの招待制(要はかつてのmixi的なアレ)なので、すでにプレイしている知人から招待もらったり、コミュニティに参加して招待をもらえば皆さんも遊べます。
Deadlockのゲーム性を簡単に紹介すると、『DOTA2×Over Watch』みたいな感じ。
MOBAにエイムによる打ち合いといったTPSの要素を入れ込んだって形ではあるんですが。
これがまぁ面白い、既にリリースしてもかなり好評になるんじゃないかってレベル。
是非興味があったら配信を覗いてみるのもいいと思います、もっとやりたくなるので。
さて、今日の本題はDeadlock自体ではなく、『○○と○○を合わせたゲーム』ってやっぱりおもろいな。
ってのが今回の本題です。
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その昔、『PPAP』ってのがありましたね。
ペンと果物をあれすると面白いってやつ、なんであんな流行ったんでしょうねアレ。
それはさておき、今日の話題で大事なのは『PPAP的思考』って話。
古来からゲーム業界では、とにかく『あのゲームとあのゲームを組み合わたゲームだよね?』ってのが多い。
ジャンルでいえばメトロヴァニア。
アレも『メトロイドとキャッスルヴァニアをかけあわせたようなゲーム』を示してますし。
これってのは、『PPAP』なんじゃないかと。
ペンとリンゴを合わせて『アップルペン』、パイナップルとペンを合わせて『パイナップルペン』
そして、その二つを合わせると『PPAP』になる。
ゲームも、まさにPPAPの精神が人気作の秘訣なのではと。
簡単な例を挙げると、擬人化系タイトル(艦これ、ウマ娘)はまさにこれでして。
既に存在するものをかわいく・カッコよくするだけでもう面白いんです、そりゃみんなやるよね。
あと、この手の後発タイトルで強いところは、『広まる土壌が出来上がってる』ってところ。
『あのゲームのいい要素めっちゃあるよ!』ってだけで人は「おっ?」ってなるもんです。
もちろん、ただ掛け合わせるだけでは決してダメなのもメリットでありデメリットであり。
後発な分、元の作品に負けないクオリティはもちろん、掛け合わせだけでない独自の魅力も必要にはなります。
ただ、その分しっかりといい要素を詰め込めれば、既存の作品ファンも巻き込んでビッグコンテンツになれる可能性は、少なくとも新規の作品よりは多い訳です。
ゲーム業界の歴史はまさに掛け合わせ、つまりPPAPを昔からやり続けてきたわけですね。
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最近の殺伐インターネットでは、どうしてもパクリパクられ論争に発展してしまうこの理論ですが。
過去を振り返ると、いいところを模倣するなんてのは当たり前にやってきた業界なんです。
むしろ、世の中は基本的に『良いものをよりよくしてきたものが強くなってきた』訳ですから。
喧嘩し合うというよりは、各々がライバルとなって切磋琢磨していくのが健全な世界なのかもね。
なんてことを思いました、それぐらいDeadlockはMOBA・TPSジャンルにとって大きな脅威になるかも。
でも、あのゲーム日本語公式非対応なんですよね。(有志により翻訳パッチあり)
確かに日本ではMOBAジャンル弱いけども、なんとかこれを機に流行る土壌を作ってほしいですね。
以上、今週のイブキでした。